【コロナ貧困】いま女性の生活困窮者が急増【解説】(2022年8月31日)

8月31日の愛知県のコロナの新規感染者数は1万2612人となりました。このコロナ禍で今、生活困窮者が急増。さらにある課題も見えてきました。

生活困窮者や子ども食堂への食料支援に取り組むフードバンク「セカンドハーベスト名古屋」ここ最近、ある異変が…

(セカンドハーベスト名古屋松岡篤史理事)
「ウクライナ侵攻以降、物があがった。メーカーが今まで余剰で出していたものが出せなくなった。」

少なくなっている支援物資に追い打ちをかけているのが、コロナによる生活困窮者の急増です。

個人への直接支援は、コロナ前の2019年は5085世帯でしたが、去年は7771世帯に増えています。この現状に直接、食料を持ち込む人も。

(食料を持ち込んだ人)
「今日はマヨネーズ、缶詰、ふりかけ2、3か月賞味期限があるもの」

(セカンドハーベスト名古屋松岡篤史理事)
「たくさんの方がSOSを出していらっしゃいます。それと同じようにたくさんの方が応援してくださいました」

長引くコロナ禍で生活困窮者の実態は、どうなっているのでしょうか?こちらは、今月27日に実施されたコロナによる生活困窮者を対象にした電話相談会です。特に深刻だったのが、女性からの相談でした。

(女性)「コロナ前は月に8万5千円の収入があったが、今は5から6万円で生活に困っている。貯金60万円を取り崩している」
(女性)「8月29日まで自宅療養となり、これで派遣の仕事はなくなり9月から仕事未定。仕事ができない」

こちらは就業者の推移を示したグラフです。

緊急事態宣言が発出された2020年4月、労働者数は、男女ともに大幅に減少していますが、その内訳を見てみると、男性は39万人。女性は70万人の減少となりました。

2021年の男女共同参画白書では、このコロナ禍を「女性不況」と表現しています。

(70代女性)「飲食店で調理を担当しているが客が来ないので作るものがない。パートだから(出勤数は)8分の1。ほとんどない。きょうで休みも3日目。老後のために貯めてたお金を少しづつ切り崩して、もう底が見えている」

なぜ、コロナ禍で女性の貧困がクローズアップされたのでしょうか?専門家に詳しく話を聞きます。女性の貧困や政策にも詳しい愛知大学文学部の樫村愛子教授です。

Q)コロナ禍でなぜ女性の貧困が目立つようになったのでしょうか?
Q)どのような解決策が考えられるか?

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