[Entertainment]ミャンマーハーフの乃木坂46齋藤飛鳥 アジアへの想い「異文化を吸収したい」

令和が始まった今、アジアは新たな局面を迎えています。
シンガポール、台湾などでライブを行い、中国の微博で「国内で最も人気のあるアイドルグループ」として表彰される。
「乃木坂46」のメンバーで、アジアに羽ばたく鳥を落とす勢いの齋藤飛鳥（20）が、自身のルーツやアジアへの思いを語った。

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彼女にオーディションを勧めたのはビルマ人の母親だった。
明るくて面白いものが好きで、成功を喜ぶ。

「ハーフだからか、日本とは違う文化に触れて吸収したいという気持ちが強いです。
だから私は海外に行くのが大好きです。 グループとして日本だけでなくアジアにも展開できることを嬉しく思い、新たな発見を楽しみながら取り組んでいます。」

グループの人気は海を越え、アジア各地に広がっています。
空港に着いた瞬間からその熱気を感じると言われ、「遠くから見てもすぐわかる」「応援してるよ」と笑顔で迎えてくれるので、手作りうちわを振りながら。
出演が決まってから会場に行くまでは、「乃木坂ってあんまり知られてないのかな。
喜ばれないのではないかと不安になりがちな私ですが、そんな不安を一瞬で吹き飛ばしてしまう力が私にはあります。
去年の9月に中国の西安のダウンタウンで撮影した時も彼は私を助けてくれました。
あっという間に群衆が形成されましたが、ファンが先頭に立って警備と車の誘導を行いました。
想像を超える様々なサポートを経験して改めて思うのは、言葉がわからなくても、力を貸してくれる人のために、人を喜ばせることをたくさんしたいということです。」

■「基本に立ち返ろう」

結成8年目、中学時代から一緒だったメンバーに“ある変化”があったという。

「みんな仲良しで、楽屋で本を読んだりすることが多いのですが、最近は少しずつメンバーと話す機会が増えてきました。
内容は本当に些細なことです。 気づいたらまだ笑ってます。 その時、私はとても快適で幸せを感じます。」

メンバーが写真集を出すとベストセラーになる乃木坂46。
一躍スターダムにのし上がったように見えるが、「自分もグループもまだまだ発展途上。
中国は日本の何歩も先を行っていると感じることがあります。
アジアのエネルギッシュな空気に触れて痛感したのは、デビュー当時の初心に戻りたいという気持ちでした。 私はまだ韓国に行ったことがないので、韓国の人たちにこのグループがかわいいと思ってもらえたらうれしいです。
頑張って日本を盛り上げたいし、乃木坂46としてみんなで歌える曲にしたいです。」

「令和」初リリースとなる23rdシングル「Sing Out!」ではセンターを務める。 独自の道を歩む彼女の更なる飛躍にご注目ください。

（取材・文：白井杏奈／日刊現代）

▽齋藤飛鳥 1998年東京都生まれ。
2011年に乃木坂46の1期生オーディションに合格し、15枚目のシングル「裸deサマー」で初センターを務めるなど、人気メンバーとして活躍。 初のソロ写真集『潮騒』（幻冬舎）は累計20万部を突破。

http://news.livedoor.com/article/detail/16402007/
2019年5月2日 9:26 日刊現代DIGITAL